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[季節] 新年             生活季題

[季題] 漁始(れふはじめ/りょうはじめ)

[副題] 初漁(はつれふ/はつりょう)
 
 
 新年に初めて漁に出ることをいう。

 初漁で得た魚を恵比須神や漁の神・船霊に供えて船主・船子一同で祝う。

 なお正月二日に行われる仕事始は「船乗初」「乗出し」などといい沖で漁をする真似をして帰ってくるだけのことが多い。 
漁始めの俳句 清月俳句歳時記新年の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者の野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節]新年の俳句 生活の俳句 [季題]漁始(れふはじめ/りょうはじめ)[副題]初漁(はつれふ/はつりょう)新年に初めて漁に出ることをいう。初漁で得た魚を恵比須神や漁の神・船霊に供えて船主・船子一同で祝う。なお正月二日に行われる仕事始は「船乗初」「乗出し」などといい沖で漁をする真似をして帰ってくるだけのことが多い。漁始めの俳句 くにうみの島の浦凪ぎ漁始 村上唯志 漁始めの俳句 船霊に御神酒供へて漁始 和泉清一 初出船の俳句 先頭を競ふ海老漁初出船 吉井竹志 漁の始めの俳句 網入れの所作もて漁の始めとす 森本恭生 漁始めの俳句 老どちの島は半農漁始 布野壽 初漁の俳句 初漁の船を迎へる浜焚火 若林柾矢 湖族の俳句 その上は湖族の裔や漁始 貫野浩