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[季節]  新年(1月1日)       生活季題

[季題] 賀状(がじやう/がじょう)

[副題] 年賀状(ねんがじやう/ねんがじょう)
 
 
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 年頭・年賀状を交わし合う。この年賀の意を記した書状をいう。
 
 元日の朝に届いた年賀状の中に古い友人や思いがけない人の名を見出したりして意外な喜びを覚えたりする。
 
 また賀状には干支の絵入りあり・写真入りあり・詩歌入りありなど楽しいものである。
 
   ※ 賀状書く(冬・12月)は別題となる。 
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賀状の俳句 haiku new year 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 新年の生活俳句のページです。例句は、インターネット清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 新年(1月1日)生活季題[季題] 賀状(がじやう/がじょう)[副題] 年賀状(ねんがじやう/ねんがじょう)年頭・年賀状を交わし合う。この年賀の意を記した書状をいう。元日の朝に届いた年賀状の中に古い友人や思いがけない人の名を見出したりして意外な喜びを覚えたりする。また賀状には干支の絵入りあり・写真入りあり・詩歌入りありなど楽しいものである。※ 賀状書く(冬・12月)は別題となる。 <例句>/賀状の俳句 我よりも息子の多き賀状かな 土井木賊/賀状の俳句 鉛筆のたつた五文字の賀状かな 大畠宮子/賀状の俳句 達筆な墨の匂へる賀状着く 姉歯義ひろ/賀状の俳句 職退けば賀状に趣味の色を濃く 木村宏一/賀状の俳句 牙むいて亥の走り来る賀状かな 高橋剛/賀状の俳句 消印は椰子の絵なりし賀状来る 三浦光芳/賀状の俳句 二日過ぎゆっくり読みし賀状かな 岩間れい子/賀状の俳句 毛筆の少なき御代の賀状かな 橋本正勝/賀状の俳句 年重ね年々へりし賀状かな 瀧尻久美子/賀状の俳句 気懸りな人より賀状安堵せり 本郷智子/賀状の俳句 筆跡も細りし友の賀状来る 加藤美津子/賀状の俳句 写真入り賀状は惜しくアルバムに 秋山英身/賀状の俳句 代筆の賀状の訳を思ひみる 阿部陽子/賀状の俳句 初めての一句添へられ来し賀状 森島緋紗江/賀状の俳句 達筆な賀状なれども遅れ来し 清水恵山/賀状の俳句 添筆の滲む賀状のあたたかし 橋本典子/賀状の俳句 バイトの子賀状配達無事終はる 山口美琴/賀状の俳句 遅れしも届く賀状に安堵かな 松竹すすむ/賀状の俳句 健康の二文字の太し賀状かな 橋本幸子/賀状の俳句 添へられし賀状の一句しみじみと 青木菅子/賀状の俳句 どっと来る賀状の束の重みかな 前田みのる/賀状の俳句 一年の無沙汰をわびる賀状かな 堤千鶴子/賀状の俳句 正座してまずは賀状に目を通し 吉田静代/賀状の俳句 賀状にも手書きなくなり世の流れ 前田卯生