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[季節] 新年(1月2日)      生活季題
 
[季題] 書初(かきぞめ)
 
[副題] 筆始(ふではじめ)   試筆(しひつ)
 
    吉書(きつしよ/きっしょ)
 
 
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 新年に初めて書または絵を揮毫するために筆を取ること。
 
 またはその書いたものをもいう。
 
 正月2日にめでたいことばを選んで書初めにすることが多く室内に張って祝ったりする。
 
 古くは元日に神棚の前や菅原道真の画像の前で書いて歳神棚などに納め書道の上達を願ったという。
 
 今は正月2日に行うのが普通で松の内行事として書道教室や神社で子供の書初め大会が催されたりもする。
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書初の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 新年(1月2日)生活季題[季題] 書初(かきぞめ)[副題] 筆始(ふではじめ) 試筆(しひつ)吉書(きつしよ/きっしょ)新年に初めて書または絵を揮毫するために筆を取ること。またはその書いたものをもいう。正月2日にめでたいことばを選んで書初めにすることが多く室内に張って祝ったりする。古くは元日に神棚の前や菅原道真の画像の前で書いて歳神棚などに納め書道の上達を願ったという。今は正月2日に行うのが普通で松の内行事として書道教室や神社で子供の書初め大会が催されたりもする。/書初の俳句 書初めや古稀の節目に写経する 若林柾矢/書初の俳句 書初は抱負と願ひ太々と 秋山英身/書初の俳句 書初や師の筆跡を準えつ 南部静季/書初の俳句 書初に好きな言葉の和の一字 迫間喜美子/書初の俳句 書初や硯の水もなみなみと 奥野品子/書初の俳句 書初の仕度整ふ仏間かな 古川春美/書初の俳句 書初のつもりで一句短冊に 辻多津子/書初の俳句 書初の机並べて天満宮 松宮育子/書初の俳句 書初の児に神の水頒ちけり 近藤清女/書初の俳句 今もなほ勝の一字を書初す 西野一朗/書初の俳句 書初の硯の海の碧さかな 和泉清一/書初の俳句 亡き夫に見せる書初返事なく 土舘イサ/書初の俳句 書初の辞書引き初めとなりにけり 久保田昌子/書初の俳句 書初に子は美しい国日本 長嶺 勇/書初の俳句 書初は般若心経一心に 吉岡英子/書初の俳句 書初や千の一字に力籠め 奥田不二子/書初の俳句 書初展希望の文字の弾みをり 池田幸恵/書初の俳句 書初の滲みも味と称へけり 岸野幸子/書初の俳句 新調の筆の太さを書初に 野田ゆたか