00-b-01
007.gif
[季節] 新年(1月1日〜3日)    天文季題

[季題] 御降(おさがり)

[副題] なし。
 
 
 元日に降る雨や雪をいう。
 
 また三が日の間に降る場合にも用いられる。
 
 御降があると富正月といって農事関係者の間では豊穣の前兆とされ喜ばれる。
次へ
次へ
先頭へ
先頭へ
御降の俳句 清月俳句歳時記新年の天文俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者の野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 新年(1月1日〜3日)天文季題[季題] 御降(おさがり)[副題] なし。 元日に降る雨や雪をいう。また、三が日の間に降る場合にも用いられる。 御降があると富正月といって農事関係者の間では豊穣の前兆とされ喜ばれる。御降の俳句 御降や咽せるまほろば浮見堂 松山寿美御降の俳句 お降にみあかし灯る岩屋堂 東嘉子お降りの俳句 御降に濡れる飛鳥の二面石 奥田不二子御降の俳句 ほどのよきお降の音に明けにけり 山本宏子おさがりの俳句 御降に木材置場木の香り 中野千江子御降の俳句 お降の恵みにじめる寺園かな 市原遊亀御降の俳句 御降や酒を注ぎたす聞巧者 野田ゆたか/御降の俳句 御降に宿傘のゆきわたりたる 舘野翔鶴/御降の俳句 お降りや明るき色も広げつつ 西ア佐知/御降の俳句 御降に山の鴉の嗄れ声 橋本幹夫/御降の俳句 お降や筧の青さ弥増せり 小笠原ひろみ/御降の俳句 お降や風なく四方をうるほしぬ 水野良子/御降の俳句 御降の名残りの雫ほおに受く 瀬尾睦夫/御降の俳句 お降に園を行交ふ人の希 大西吉子