平成二六年 六月
06/2014
蝋涙
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2014年・平成26年6月の野田ゆたか月例俳句のページです。蝋涙の俳句など。
野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。
/野田ゆたか・蝸牛の俳句 蝸牛動く構への角を出す 野田ゆたか/野田ゆたか・疲れ鵜の俳句 疲鵜の手綱捌きて叱咤せる 野田ゆたか/夏帽子の俳句 買ひ戻る大きな箱の夏帽子 野田ゆたか。
/野田ゆたか・尺蠖の俳句 尺蠖や少し鯖読む生れ年 野田ゆたか/野田ゆたか・五月闇の俳句 蝋涙の一灯仄と五月闇 野田ゆたか/野田ゆたか・竹落葉の俳句 竹落葉小径に小さき花咲いて 野田ゆたか。
/野田ゆたか・立葵の俳句 信念にゆるぎなかりし立葵 野田ゆたか。