平成二五年 六月
06/2013
宿場町
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2013年・平成25年6月の野田ゆたか月例俳句のページです。宿場町の俳句など。 
野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。
・あおさぎの俳句 青鷺の気配消したる瀬合かな 野田ゆたか・ありじごくの俳句 もがくほど術中に落ち蟻地獄 野田ゆたか・なつぼうしの俳句 控目の黒が目を引き夏帽子 野田ゆたか・やなの俳句 簗袖の水黒々と魚群るる 野田ゆたか・
しゃがの花の俳句 著莪咲くや昔木の津の宿場町 野田ゆたか・はえの俳句 追ふ蝿に遊ばれもして余生かな 野田ゆたか・さつきやみの俳句 ほどけゆく舎利礼文の五月闇 野田ゆたか。