平成二四年 九月
09/2012
きざはし
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2012年・平成24年9月の野田ゆたか詠句 きざはしの俳句など7句。
野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。
▼露の俳句 万の露育てし庭の夜明かな 野田ゆたか詠▼野分後の俳句 ささ濁る楢の小川の野分あと 野田ゆたか詠▼虫時雨の俳句 築山の闇を深めて虫時雨 野田ゆたか詠
▼雨月の俳句 きざはしの外されてゐる雨月かな 野田ゆたか詠▼赤とんぼの俳句 赤蜻蛉去りて一番星の影 野田ゆたか詠▼芒原の俳句 行列が出さう日照雨の芒原 野田ゆたか詠
▼敬老の日の俳句 拙句とは謙遜されて敬老日  野田ゆたか詠