2009/12


c3.gif c1.gif c4.gif
12月の俳句。着脹れの俳句 着ぶくれの袖寄せあげて濃墨摺る、風邪の俳句 声の張り戻して風邪の神去りぬ、焼芋の俳句 焼藷を昼餉の後の別腹に、冬ざれの俳句 冬ざれを崩し寺苑の箒の目、枯菊の俳句 菊枯れて水遣ホースとぐろ巻く、年忘れの俳句 毒舌も美辞も受止め年忘、大年の俳句 大年の昨日ともなく日暮れけり。清月主宰 野田ゆたかの今月の俳句。野田ゆたかの平成21年12月の俳句。毎月7句を発表しています。大阪清月庵 大阪府枚方市。