2000/06
さくらんぼ
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野田ゆたかの6月の俳句。紫陽花の俳句 俳号を伏せる紫陽花剪られけり、父の日の俳句 父の日やネクタイ買ふと云はれても、鮎の俳句 鮎掛けて烏に始末見られをり、梅天の俳句 梅天やお寺は人の寄るところ、蜘蛛の囲の俳句 囲の蜘蛛に待てる孤独のありにけり、夏木立の俳句 哲学の真理は一つ夏木立、さくらんぼの俳句 さくらんぼいくつ食べても陽の甘味。野田ゆたか。有季定形。旧仮名遣い。伝統俳句。