一二
1998/12
山眠る
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12月の俳句。野田ゆたかの俳句。河豚の俳句 てっちりの俳句 鍋奉行の俳句 ふぐ鍋の奉行生き生き激飛ばす。初雪の俳句 初雪を話題にもして今日の句座。山眠るの俳句 石切の肌そのままに山眠る。重ね着の俳句 かさねぎの俳句 帰路のこと口にせし妻重ね著す。懐手の俳句 対局にはまり込みたる懐手。山眠るの俳句 登山道鉄鎖で閉じて山眠る。息白しの俳句 戻り路は息白き夜となりにけり。