四



1992/07


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野田ゆたかの7月の俳句。炎天の俳句 炎天を独りじめして池の亀。夏暁の俳句 夏暁の空気が素敵窓明ける。夏山の俳句 夏山の白むは風の通り道。夏萩の俳句 夏萩の湖の一辺暮れなづむ。夏座敷の俳句 家具一つ少し動かし夏の部屋。喜雨の俳句 家族みな目覚めてをりし夜の喜雨。花蓮の俳句 花はちす島の御堂の賑はひて。野田ゆたか 俳句。