四



1992/02
座禅草
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野田ゆたかの2月の俳句。春光の俳句 寺を抱く山春光に包まれる。紀元節の俳句 御手洗に水の溢れて紀元節。紅梅の俳句 紅梅のほか鉢何も持込まず。古梅の俳句 一本の古梅が天を眩しめり。涅槃会の俳句 涅槃会や泣明したる鼠の絵。座禅草の俳句 座禅草義理ある人に背を向けて。春キャベツの俳句 春キャベツ刻む寮母の袖まくり。俳句 野田ゆたか。